61 - ベルリン(Berlin) ドイツ



ドイツに着いた日に行き先のプランを立てたのですが、リューネブルクを出る朝、急にベルリンへ行きたくなり、予定を変更して一路ベルリンへ向かいました。 途中の田舎道でオクトーバーフェストへ向かう車(写真1)を見かけました。一度そんなお祭りを経験してみたいものです。

ドイツは週末から月曜日が観光客には不便な日々で、土曜日の午後から日曜日一日ほとんどのお店が閉まり,ショッピングの楽しみな人にはつまらないところです。そして月曜日はすべての博物館、美術館が閉まります。

日曜日の午後早くにベルリンのキャンプサイトに着きました。キャンプサイトの周囲を散歩して、交通機関を確かめ、翌日の観光に備えました。 サイトの近くの地下鉄で町の中心地へ行きましたが、この月曜日は初めから美術館めぐりはあきらめていて、ティアガルテンの広大な公園を歩き、ビスマルクの銅像に敬意を表し勝利の女神像も写真を写して、着いたところはカイザーウ"ィルヘルム記念教会です(写真2)この素晴らしく彩色された教会は戦災で破壊され、モニュメントとしてその姿をさらしています。天井画に修復の後が見えますか? この教会の直ぐ横に美しいステンドグラスの新教会(写真3)が建っています。

教会を出た後, この近くに屋上展望台があることを知って行きました。20階の屋上展望台からはベルリン市街が360度にわたって見渡せます。 戦災でほとんどの建物が倒壊し、戦後復活した新しい町ながら、高層ビルが少ないのには驚きました。 写真3の真ん中のビルの後ろに屋根の壊れた建物がカイザーウ"ィルヘルム記念教会です。 東西ベルリンが分かれていた頃の苦難を展示したチェックポイント・チャーリー博物館が開いているので行ってみました。写真5はベルリンの壁が打ち破られた記念すべき日を写した写真です。いまではベルリンのシンボル・ブランデンブルグ門の前に厚い壁が建っていますね。

火曜日の朝、雨降りの中をまず目指したのがペルガモン博物館です。博物館の前には傘を差した長蛇の列があり、いかに月曜日の休館が観光客の迷惑になっているかが知れようと言うものです。 もう10年近く前、トルコのペルガモンへ行ったのですが、ほとんど何もありませんでした。主要な建物は全部この博物館に持ち去られたのです。 入ったすぐの広場のゼウスの神殿(写真6)は観光客でごった返していました。 でも何よりも素晴らしかったのがバビロンの遺跡から持ってきたであろう色彩豊かな上薬をかけて焼いたタイルからなる門と壁(写真7)でしょう。 ローマやエジプトの文化とは全く違う古代の文化・芸術を味わってきました。

このペルガモン博物館の在る場所が、ベルリン最古の美術・博物館群から成る博物館の島です。旧国立美術館は改装されたきれいな建物に、19世紀のドイツ絵画を中心に、フランスの印象派やヨーロッパの絵画を収集しています。 レノアール(1841−1919)のChestnut in Blossom 栗の花(写真9)はマロニエのピンクの花がきれいで、私の好きな絵です。そしてスエーデン・ムーラで訪れたアンダース・ソーンの美術館では、撮れなかった写真がこの美術館では写せ、レノアールに似た画風のソーンの絵(Maja)をお見せしましょう。




 

 

 

 

 

 

 

 

 

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