55 - イーエスコウ城(Egeskov)とオーデンセ(Odense) デンマーク



デンマークは二つの島とドイツと陸続きのユトランド半島からなる国で、コペンハーゲンの在るシェラン島とオーデンセの在る小さなフュン島はいずれも橋で結ばれています。 6日も滞在したヒレロズのキャンプサイトの美人のオーナーが、別れを惜しんでくれました。日曜日に長いつり橋を渡ってたどり着いたフュン島で、オーデンセのキャンプサイトに落ち着いたものの、アンデルセン博物館が月曜日は休館と気づいて、直ぐキャンプサイトを後にし、南のイーエスコウ城を見に行くことにしました。


イーエスコウ城(Egeskov Slot)(写真1)は貴族の館で16世紀湖上に、1万本以上の樫の木を組んで土台を作った水上城郭で、中世を代表する城として世界中に知れ渡っているそうです。(城内で聞いたところによれば、北海道にこの城の外側をそっくり真似た建物が造られ、中は水族館になっているとか) 過去5世紀の間に城の持ち主は、建設時の貴族とは全く異なる貴族に売られて、変遷しています。城内はコペンハーゲンで見た王家の豪華さはありませんが、過去の持ち主が狩好きだったのを現す狩の間や、簡素な寝室などまあまあでした。でも写真4のベッドカバーは、公爵?伯爵?婦人が趣味で造ったものだそうで、中々良く出来ていると感心しました。

この城の敷地は非常に広大で、ここの庭園はルネッサンス、バロック、そして現代の造園技術の粋を集めた逸品といわれているそうです。 庭園の一部にある納屋風の建物(写真5)にはクラッシクカーのコレクションや馬車・コーチそして膨大な数のモーターバイクの博物館があります。

この城から近い海辺の町ファーボー(Faaborg)は、中世の町をとりまく壁と門(写真7)があり、こじんまりとしたきれいな町です。街中を走る面白いタクシーを見つけました(写真8)。

火曜日にユトランド半島へ行く前に立ち寄ったオーデンセは、アンデルセンの生誕の地です。アンデルセン博物館は彼の生涯をいろいろなメディアで紹介してあり、貧しい家庭で育ち恋多き独身生活に一生を旅で終わったとのことです。知らなかった童話作家の一生をわずかながらに知って、もう一度アンデルセンの童話を読んでみたいものだと思いました。 写真10はアンデルセンが子供時代に住んでいた町の周辺だそうです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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