48 - マルメ(Malmo) スエーデン


スモーランドと呼ばれるスエーデン南東部はガラスの王国としてこの国を代表する製品を世界に輸出しています。スモーランドから南部の海岸線をたどってマルメへやってきました。 マルメは一時デンマーク領として対岸のコペンハーゲンと肩を並べる大都市だったそうです。

ここマルメからコペンハーゲンまで長い橋がかけられ道路と鉄道が開通しました。キャンプサイトがこの橋の袂にあって(写真1)朝夕海辺を散歩して撮影です。コペンハーゲンは海のかなたにかすんで見えません。 ここの海岸には鵜が非常に多く、岩に一列に並んで羽を広げて乾かしている様子は思わず笑ってしまいます。

金曜日の午後にバスで町へ繰り出したのですが、この日までの一週間はマルメ・フェスティバルが開かれていて、大変な人出でした。露天も広場いっぱいに軒を並べて、あらゆる食べ物の店開きでした。ここのストートリ広場では、この夜最後のロックフェスティバルが開かれるとあって、ピンクやグリーンに髪を染めたパンクの若い男女が仮設ステージの前に陣取っていました。

翌日マルメ城を見るべく町へ行ってみると、フェスティバルは昨日で終わり、あの人ごみが嘘みたいに消え、露天もほとんど見かけませんでした。 マルメ城(写真5)は15世紀に造られ、現在はマルメ博物館として公開されています。博物館の入り口で、この城のペットのヤギが2匹飼われていて、へたな演技をしてくれました。 2階3階が美術館になっていて、北欧アートを展示しています。写真7はフェルディナンド・ファゲルリン(1825−1907)の作品で、聞いたこともない画家ですが私はこのような物語性のある絵が大好きです。写真8も19世紀末から20世紀中ばの画家の絵でこの時代の印象派の絵となんら見劣りすることはありません。

晴天の日曜日の朝、あの長い橋を通って(有料)デンマーク・コペンハーゲンへ向かいました。(写真9・10)


 

 

 

 

 

 

 

 

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送