46 - ヨーテボリ (Gotenberg) スエーデン



ヨーテボリのキャンプサイトはバスを乗り換えて1時間ほどかかる海辺のリゾート地にあり、8月とは云え毎日の雨で、海へ遊びに行く人は一人も居ませんが、キャンプ場はスエーデンで一番高い料金を払いました。 おまけに指定されたサイトにキャンパーを駐車したところ、泥にタイヤが空回りして動けなくなり、ジープに引っ張り出してもらう有様でした。

このヨーテボリはスエーデン第二の都市として栄え、バスを降りたヨーテボリ駅から歩いて主要観光物を見ることができます。写真1の白いきれいな証券取引所の前の広場に建つのがグスタフ2世アドルフ王(写真2)でヨーテボリの創始者です。17世紀オランダの建築家を招いて建設された町は運河をめぐらせた石造りの建物の多い町並みです。

運河の中に死んだ人魚のオブジェが浮かんでいて、公害の危険を訴えています。死する人魚はなんとなく不気味な感じですが、写真4の運河の中に立つ少女がいったい何を象徴するのかわかりませんでした。

ヨーテボリ美術館の前には舞台が作られて、オーケストラとバリトンのおじさんがリハーサルをしていました。美術館で聞いたところ、この一週間はヨーテボリ・フェステバルで美術館も今週だけ無料、この夜は前の舞台でカーミナ・ブラーナが上演されるとのことでした。

美術館は大変大きく(写真7)、19世紀半ばから20世紀半ばまでに活躍した北欧の画家や同時代のヨーロッパの画家の絵が目白押しでした。ムーラ出身のアンデース・ソーンのNatteffect と言う題名の女性の絵はルノワールに似たやわらかいタッチで忘れられません。 又ピカソの初期の絵ではThe Acrobat Family という題名のピエロの夫と男の子を抱く妻、横に座っている猿の取り合わせで、さすが天才とうなりたくなるような絵です。 ロンドンのナショナルギャラリーに有るのと同じ絵がここにもあり、又オスロで見たムンクのThe Sick Childも同じのが有ったのでコピーかと聞きましたら、同じ絵が何枚か描かれているとのことでした。

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