44 - オスロ(Oslo) ノルウェー



ムーラからキャンパーを南西に向け,ストックホルムからオスロへの幹線道路にたどり着き、オスロへ着く前にスエーデンの国境近くで一泊しました。 この頃から天気が崩れ、晴れのち大雨と云う日が多くなってきました。

オスロの南郊外のキャンプ場に着き、午後バスでオスロ市内へ観光に行きました。オスロ中央駅(写真1)の前でバスを降り、王宮までの2Kmの真っ直ぐの道を散歩です。(写真3,4) 観光客でいっぱい、おまけにこの日は選挙運動をしている期間だったらしく、通りのいたるところに人々が集まり小集会や、テントでビラを配ったりしていました。国会議事堂(写真5)の前の芝生には、ひと時の太陽に多くの人が日向ぼっこをしていました。

王宮(写真7)はロンドンのバッキンガムパレスよりはきれいですが、もうすぐ嵐がやってくるような真っ黒な雲に怖気づき急いでオスロ市庁舎へ行きました。途中から土砂降りになり、市庁舎の中にヨーロッパ最大といわれる油絵を見ようと思ったのに、ここも選挙のために9月まで立ち入り禁止とのことでがっかり、市庁舎正面入り口を飾る16枚の木彫りの絵と英語の説明で、北欧神話エッダの物語(写真8)を読んでいましたが、雨しぶきがひどく8月の半ばと言うのに寒さで震え上がりました。

雨が小止みの間に国立美術館へ足を運び、この美術館が北欧ではただひとつの無料美術館で、嬉しくてゆっくり絵の鑑賞です。 ゴーギャンやルノワール、ピカソ、モネの絵など有名画家の絵も多く、1室全部をムンクの絵が展示されていました。ムンクは以前英国のナショナルギャラリーへ来た時に、ゆっくり鑑賞したことがあるのですが、どうしても好きになれません。

ノルウェーの画家ではクリスチャン・クロッグ(1852−1925)が、とってもきれいなロマンチックな絵を描いていて、ベルゲンや次に訪れたスエーデンやデンマーク、ドイツの美術館でもこの画家の絵を鑑賞することが出来ました。(写真9)

この日から天気は最悪、おまけにキャンプサイトは狭く、多くのキャンパーは泥沼化した草地に駐車していて見るも哀れな有様でした。私たちは たった半日オスロを見て廻ったのですが、もう充分と翌朝土砂降りの中を南スエーデンめがけて南下したのです。

Back

Back

 

 

 

 

 

 

 

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送