30 - リエクサ(Liekusa) フィンランド



オウルヤルビ湖からロシアの国境に近い北カレリア地方(North Karelia)に南下しました。ピエリネン湖の畔リエクサの町外れにキャンプサイトが有ります。この地方も写真2のごとく湖は真っ黒です。湖は海のように大きく対岸は見えませんが、小島が点在し夜景がとってもきれいでした。

キャンプサイトから歩いて15分ほどのところに一番の見所ピエリネン博物館があります。この博物館は約100軒近くにのぼるカレリア様式の木造建築を集めたもので,数時間楽しめました。 これらの木造建築は18世紀から20世紀の農家や森林で働く人たちのログキャビンなどでこの地方の人々の生活がしのばれます。

写真3は野営で使われる簡単なキッチンです。仕事に使われる道具類、丸木で作ったいかだ類、雑魚寝のような蚕棚のベッド、そして何処の家やキャビンにも見られるサウナなど興味深々でした。気がついたのは何処にもお風呂がないことです。彼らは仕事の終わりにサウナに入り、(写真8)火照った体を雪の上に転がったり、あの真っ黒の湖に入って汚れを落とすのです。
丸木を組み合わせて作った3階建ての建物など(写真5)内部まで丸木の柱に丸木の壁でこのダイナミックさには大いに感激しました。(写真7)

リエクサは19世紀まで小さな村でしたが、木材の売買の中心地として急激に発展してきたものです。 オウルヤルビ湖から南には森林ばかりでなく、牧草地帯も見られ、写真9はこの地方の牧草の乾し方です。そしてこの干草は写真10のような荷車に山積みにされて運ばれるのです。

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