18 - スウ’ォルウ’ァー  (Svolvear)
ノルウェー

ウ”ォーゲン島の海辺のキャンプサイトを出て15分、ロフォーテン諸島最大の港町のスウ”ォルウ”ァーにつきました。 町の入り口近くこの黄色い木造の建物はスウ”ォルウ”ァー大聖堂です。(写真1) 町の北は険しい山がそそり立ち、素晴らしい景観を見せています。

私は初めからこの町では北ノルウェー・アート・センターへ行こうと決めていましたので、町をつききって対岸への長い橋を渡りました。 このアート・センターには北部ノルウェー出身の画家やアーティストの作品が集まっているとのこと、特にこのスウ”ォルウ”ァー出身のグンナー・ベリ(Gunner Berg)の作品が集まっています。 この画家(1863−1893)はロフォーテン諸島を世に知らしめた”トロルフィヨルドの戦い”(The Battle of the Trollfjord)で有名な人で、オスロ美術館でも彼の作品を見ましたが、険しいロフォーテンの雪山や港、色彩豊かな船などを多数描いています。

美術館を出ると街のショッピングセンターで食料品を買い込み、次のキャンプサイトを探して北上しました。 スウ”ォルウ”ァーの町から10数キロ離れたフィヨルドの畔のキャンプ場は,真夜中の太陽は見られませんでしたが、夜中12時にはフィヨルドの対岸の山がきれいなピンクに染まり, 余りの美しさに我を忘れて写真を写すのに走り回っていたので、ポールがあきれ返っていました。

このキャンプ場に入ってすぐの広場はこの夜予約されていて、私たちはフィヨルドの畔にキャンプをと言われていました。夕方5時ごろからオランダのキャンパーが続々到着し、総勢30台以上が広場に集合、キャンピングクラブの集合場所だったらしく、夜10時まで皆が輪になってゲームに打ち興じていました。

ところで乾し鱈のことですが、このロフォーテン諸島は寒さだけでなく湿度も少ないため、鱈には塩は振らずに乾しあげています。モスケネス島に着いた日にローカルの若者が乾し鱈の倉庫で働いていたので、一匹買ったのですが足元を見られて高く吹っかけられ、普通の2倍くらい払いました。 それなのにこの乾し鱈が木のように硬くてのこぎりなしでは切れません。イギリスまで持って帰り、のこぎりで半分に切り水に浸すこと48時間、干魚博物館の館長に教えてもらった料理法でクックしましたが、新鮮な鱈の方がどんなにかおいしいと思いました。

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