11 - 北極圏 (Arctic Circle) ノルウェー

ノルウェーの地図を見ていただくと良く判るのですが、トロンハイムから北は国土が急に狭くなり、細長い海岸線が数千Kmに伸びています。 国道 E06だけが曲がりくねってノール・キャップまで続いています。

トロンハイムから北極圏の近くモイ・ラナのあたりまで割りと平坦で気候も穏やからしく、遠くの雪山が見えるほかは道端の雑木林や、草花も寒冷地帯のそれではなく、牧草地帯が多く見られました。トロンハイムから北極圏までは、途中の道端のキャンプ場で一泊し、翌日たどり着いたモイ・ラナの小さな町の駐車場に立っている、木彫りの像が二ノ宮金次郎の柴を背負った後姿にそっくりでした。思わず駆け寄って顔を見てがっかり、めがねをかけた登山家でした。

モイ・ラナから道はだんだん登りになり景色が一変して、雑木林や白樺に針葉樹の林も見られなくなり、残雪が一面の丘の上に北極圏の看板そして記念館にお土産店が建っていました。 駐車場はキャンパーがたくさん停まっていて、皆ここで記念写真を撮っています。はるかロンドンからここ北極圏まで2000KM、この先はわからないにしても、ここは本当に北極らしく寒く、そして早速大きな黒い蚊の歓迎を受けました。まるでここで観光客の来るのを待ち伏せている様な印象を受けました。 写真7の日本語の北極圏の説明版はここノルウェーではなく、フィンランドの北極圏で写したものです。ここノルウェーの北極圏を車で通る日本人は余り居ないと思われます。


北極圏線上を後にして北上すると道は下りになり道路の横には冷たくきれいな河が白波を立てて流れています。このあたりは全長1メートルもある鮭が登るそうです。


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