10 - トロンハイム(Trondheim) ノルウェー

トロンハイムは大きなトロンハイム・フィヨルドに面し、中世にはノルウェーの首都として栄えた町で,現在はノルウェー第3の都市です。 997年に聖オラウ”・トリィグウ”ァソン王によって基礎が作られ,中部ノルウェーの中心として重要な街でした。

キャンプサイトは町から10数キロはなれた海岸線にあり、雨の降る寒い一日バスで町の見物に行きました。 町は聖オラウ”・トリィグウ”ァソン王の銅像が有る広場を中心に広がり、ほとんどは歩いて見物できる距離にあります。

まず写真1でも見られるように、町の一番高い建物はニーダロス大聖堂で、ノルウェー最大の建物です。聖堂の前の54の聖人の彫刻が素晴らしく、写真を取り捲っていましたが、3番目の写真のような不思議な聖人もいるものだ、何かストリーがあるのだろうが、判りませんでした。 大聖堂の裏側に司祭館や博物館があり、歴代のノルウェー王室の王冠や、戴冠式の写真などが飾ってありました。そこに流れていたのが英国国歌で、不思議に思って聞いたところ、メロディーは英国国歌と同じでも、ノルウェー語で王室をたたえる歌だそうです。

ニデルウ”ァ河の両側には中世の倉庫が並んでいますが、現在ではフラットやお店に改造されています。 河には17世紀の跳ね橋が架かっていて、この跳ね橋を渡ると小高い丘の上にクリスチャン要塞(写真6)があります。この要塞の周りには無数の大砲が並んでいます。過去にはこの砦で戦ったり、第2次世界大戦では多くのレジスタントがドイツ軍に処刑された歴史的な場所です。 この要塞から一望のもとトロンハイム・フィヨルドの中に見える小島は(写真7)マンクアイランド(僧の島)と呼ばれ、11世紀には僧院が作られ、17世紀には監獄、現在はレストランやレクレーショングラウンドになっているそうです。

ここトロンハイムは急勾配の坂道に、世界で始めての自転車のリフトがとりつけられました(写真8)。初めは何のためにあるのかと頭をひねったものですが、実演してくれたのを見て、なんと素晴らしいと感激しました。 町の中心の広場からストリートにはマーケットが開いていて、お土産やトナカイの角、手芸品など売っていましたが、とにかく高い、昨年ハンガリーで買ったレースのカーデガンなど同じようなものが3−4倍もしていました。

帰りのバスで知り合った2人のオランダ人老婦人は、キャンピングカーでフィンランドからノールキャップを経て南に下りて行くそうです。何処が一番良かったかと聞いたところ、ロフォーテン諸島との答えで、私たちも次はそこを目指すことにしました。

Back

 

Back

 

 

 

 

 

 

 

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送