18 - Terengganu to Johor Bahru 

レダング島の6日目の朝8時の船で、メランギの港に上陸、大型バスでテレンガヌーの長距離バス停まで運ばれました。レダング島のホテル側でバスの手配もしてくれていたので、バス停から一番近くてきれいなホテルを紹介してもらって一泊、荷物を置いてすぐ街の探索へと出かけました。

テレンガヌーは回教徒が多勢を占めているため、とってもきれいなモスクが建っていました。街はショッピングセンターもありますが,大きな屋内マーケットが充実していて,珍しい果物を売っていました。500グラム買って味見をしてみましたが、マンゴーほど甘くなく、酸味の勝った果物でした。

あちこち歩いているうちに、中華街に着き一番たくさん客の入っている店で昼食にしました。隣の男性の食べているのがおいしそうなので、ウエイトレスに”あれは何か”と聞きましたら暖かい豆腐に甘いシロップをかけたデザートだとのこと。もちろんいただきました。こんな豆腐の食べ方もあるのだとすっかりファンになりました。この店で飲んだマンゴージュースはマレーシア中で一番おいしかったので、その後もあちこちで注文してみましたが,あれにかなうものは何処にもありませんでした。 このような熱帯の季節が無いようなところでも、マンゴーが安くて出回っていたのがここテランガヌーのマーケットだけであり、ボルネオではほとんど無いか、あっても高くてタイからの輸入品だとのことでした。果物にも地域的な季節感があるようです。

翌朝,長距離バスで東海岸線をジョホ・バルーへ向かって南下しました。なんともトロトロ走るバスで途中何度もトイレ休憩、昼食休憩と11時間かかって、ジョホ・バルーの郊外のバス停へ着いたときは日もとっぷり暮れていました。すぐローカルバスを見つけてジョホ・バルーの街の中心まで行き、私は荷物の番、ポールは近くを歩き回って20分後には安くてきれいなホテルを見つけてきました。 ジョホ・バルーはマレー半島の最南端に位置し,長さ1KMのコーズウエイと呼ばれる橋でシンガポールと結ばれています。

この街はシンガポールからの買い物客と,夜の歓楽街を楽しむシンガポールの若者たちでにぎわっています。又マレーシアに住んで,毎朝シンガポールへ出勤する人たちの生活の場でもあります。シンガポール・ドルとマレーシアン・リンゲッツの換算差は2.2倍、安いマレーシアに住んで、高いシンガポールの給料をもらえば大変結構なことですね。 でもその代償が毎朝夕の交通渋滞になって現れます。 翌早朝,二人でコーズウエーの国境管理所近くへ行って見ました。朝6時過ぎ、シンガポールへ向かう通勤者と車でいっぱいでした。通勤者は国境管理所を出るとバスでシンガポール側の国境管理所へ行きます。毎朝夕,数時間を道路上ですごすのも,つらいことだと気の毒に思いました。



 

 

 

 

 

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