14 - Culture Village




ミリ(美里)からクッチンまで、飛行機で帰る予定が4日後まで満席で、又同じように3日間をかけてバスと船でクッチンへ戻りました。

クッチンの最後の日はカルチャー村へ行こうと決めていました。ホテル・ホリデーインからバスが出るので前日に予約し、よく朝 雨の中を他の観光客数人とミニバスで出かけました。 バスはバーコ・ナショナル・パークの方角へ一時間近く走り、着いたところが立派な門を有したカルチャー村でした。

サラワックには26種の異なる少数民族が住んでおり、彼らの異なる生活習慣、文化、音楽などをこの村一つで体験できると云うものです。 熱帯雨林の山の麓の広大な敷地の中、人工的に造られた池の周囲に7つの異なる文化を持つ典型的な昔からの民族家屋が建てられており、一日中家々をのぞいたり、手製の工芸品などのデモンストレーションを見ることが出来ます。そして一日2回、冷房の効いた劇場で各部族の音楽と踊りを見ることが出来ます。

はじめから観光客に対する金儲け主義の村だろうと、偏見で行ったので全然期待していなかったのですが、音楽も踊りもすばらしくこれなら英国の劇場で公演しても受けるのではないかと感激しました。珍しい楽器も演奏していましたし、造りかけのも置いてありました。

各ロングハウスはそれぞれの習慣により全く異なりますが、どれもたいへん工夫されており、生活の知恵がどこにも見られます。 吹き矢を作っているところや竹細工も同時に売っていたり、おいしい揚げ菓子など出来立てを味見したり、マラノー部族の主食であるセーゴの造り方など、知らなかったことが多く、この村で初めてボルネオのユニークさに触れた思いでした。

クッチンへ行くチャンスがありましたら是非行って見て欲しいところです。

  

  

  

 

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