08 - Kuching




数日前インターネットで予約したアジア航空の飛行機でコータ・キナバル空港からサラワック州の州都クッチンへ飛ぶことにしました。 朝7時には空港で8時50分の出発を待っていたところ、クアラ・ルンパーへの出発準備が始まり、目の前を見覚えのある女性が手を振って通り過ぎました。 私も後ろに従う大男二人で気がつきました。ロシアの3人組がボルネオを去るのです。今までどこで楽しんでいたものやらと、何だか懐かしくなりました。

クアラ・ルンパーに入国するときは入国管理所の用紙を書き込みますが、サバー州に入国するときはいりません。ところがサラワックだけはもう一度用紙に書き込まなければなりません。これは私たち外国人だけでなくマレーシア人も同じだと言うことです。この都市がほとんどインドネシアの国境と接しているため入国管理を非常に厳しく取り締まりをしているのです。

クッチンはマレー語で猫を意味し、街のそこかしこ猫の置物や絵や看板などがあります。 旅のバイブルに由ればクッチンはボルネオで一番きれいな街で大きいとのこと、確かにサラワック河のほとりは広いプロムナードになっていて、川向こうに見えるイスタナと呼ばれる白いお屋敷は、英国調のきれいな建物です。19世紀に英国人のジェームス・ブルックによって開発拡大され、現在も英国植民地時代の建築物がいたるところに見られます。

 

  

プロムナードに面する大通りに沿ってお土産店がずらっと並んでいます。木彫りの工芸品や竹の敷物、サラワックだけしかないという唐草模様のようなバティックなど欲しいものがいっぱいありました。街の中には中国人街やインド人街などがありどの店も同じような品物を売っています。ここでもよく共倒れをしないものだと感心することしかり。

ストリートマーケットが毎日開かれ、日本のわらび、ぜんまいによく似たローカルの野菜や柿と見間違えるような野菜など、果物もサラワックしかないというものが多数ありました。 もちろんあれこれ買い込んで味見をして見ました。

 

  

  

  



今年はマレーシアが独立して50年になるので、どこの観光インフォメーションもどんな小さなホテルにも、50周年記念を祝うのぼりがたっています。このクッチンの街には大きな観光インフォメーションが2軒あり、両方とも大変親切で、クッチンの周りの観光名所などを詳しく説明してもらいました。 特にボルネオで一番有名な花、世界一大きいと言う”ラフレシア”が今週咲いていて明日が最後といわれ、明日名是非行こうと決心しました。

 

  

 

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