02 - Kota Kinabaru

 



クアラ・ルンパーで4泊した後マレーシアの格安飛行機アジア航空でボルネオのコータ・キナバルへ向かいました。アジア航空はインターネットでチケットを買うので、英国で予定して買い込んで置いたのです。2時間半の飛行で片道一人25ポンドほど(5500円位)この旅では飛行機を使わずにはいけない所もあり数回アジア航空を利用しました。

この航空会社の一番感激したことは、座席指定がなく子供連れと55歳以上の年寄りはその他の若者より優先して載せてくれのです。飛行機までは空港ビルから歩いてタラップにあがるので、狭い座席で長い足が苦労の種のポールのため、真っ先に上って足の伸ばせる座席を確保するのが私の役目になりました。

マレーシア・ボルネオはサバー州とサラワック州に別れコータ・キナバルはサバー州の首都です。 ボルネオのイメージは人食い人種とジャングルと思い込んで行った私は、空港からタクシーで町の中心地へ行きましたが、ジャングルどころか近代的な建物や急にシャンテイタウンのような一角があらわれたりして、戸惑いました。まるで日本イコール富士山・芸者のイメージで訪れる外人のようなものです。


コータ・キナバルの町はショッピングモールが数軒あり高層ビルの高級ホテルが海岸沿いに並び中国人街や大小のレストランやホテルなど何処の東南アジアでも見られるありふれたごちゃごちゃしたところとの印象が残りました。 2泊した中国系のホテルは隣に中華料理店も経営していてその店の名前がSoon Fatt (すぐに太る)でこの面白さに写真を撮りました。 昼食に入ったレストランの壁にこのコータ・キナバルの100年前の写真が飾ってありました。やしの木が茂る海岸沿いの一本道にぽつぽつとある貧しい漁民の家々、たったの100年でボルネオも目覚しい近代化です。これは日本も同じことが言えるかも知れませんね。



旅装を解く暇もなく町の探索に出た私たちは、余りの暑さに迷い込んだ冷房のあるビルの旅行代理店で、調べもせずに翌日のスノーケリング・Trip を予約しました。 翌日ホテルまで案内人が車で迎えに来て、港まで連れて行ってくれ、ダイバーが一人同乗して小さなモーターボートで町の近くに散在する島の周辺へ行きました。 2箇所でスノーケリングした合計時間が1時間半ほど、水は澄んでいるけれども、さんご礁が死滅していて熱帯魚がほとんどいません。昼食込みのこのTripの値段が二人で33ポンド(7千円強)です。こんなにお金を出して欲求不満に陥るくらいならと翌日この町を去ることに決めました。

夕食を食べに歩き回ると海岸沿いに素晴らしく大きなナイト・マーケットが開かれていて魚屋・八百屋・果物や・乾物や・肉や・靴屋・携帯電話やなどセクションに分かれて売っています。こんなに同じ品物ばかり売っていて共倒れにならないかと不思議なくらいです。

  



すごく立派な海鮮料理の高級レストランがあり入ってみましたが、私たちが海に潜って必死で写真を撮っている大きくてきれいな熱帯魚が、たくさんの生簀に入れられて客から選ばれるのを待っているのです。この夜はショッピング・モールのフード・コートで夕食を食べました。

 


 

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